天然記念物
概要
“エラブオオコウモリ”
・国の天然記念物(絶滅危惧種)に指定されている。
・クビワオオコウモリの亜種で口永良部島とトカラ列島にのみ生息している。
・繁殖は年1回で、交尾期は9~11月、出産期は4~6月で、1回の出産1頭の子供が生まれる。
・子供は1年で親から離れ、2歳半くらいで成獣となる。
・夜行性で視覚を使って飛行する。
・主食は果実(アコウ、ガジュマル、イヌビワ)や花粉、花の蜜。葉や昆虫も食べる。
“ミシマサワガニ”
・口永良部島ほか黒島と宇治群島に生息。
・2011年12月新種記載。2013年4月に鹿児島県の県指定天然記念物。
・それまでは、「島嶼のサワガニ」の名称で鹿児島県レッドデータブック(鹿児島県2003)に準消滅危惧種として掲載されていた。
【文献・資料】
文献➀ 鹿児島県・教育委員会ホームページ
文献② コウモリ観察ブック(大沢夕志・大沢啓子他)