海洋研修・敬老会・運動会

概要

・口永良部島は幾つかの安山岩質の成層火山体から構成されている。
・記録に残っている最古の噴火は、1841(天保 12)年 5 月 23 日。
・過去 50 年の間に計 9 回の噴火が起きている。
・1933(昭和 8)年から翌年にかけて起こった噴火では、新岳から南東 1.9kmにあった七窯集落が噴石による被害で全滅し、廃村となった。(七窯集落は、火口からの硫黄採掘により栄えた集落)
・1980(昭和55)年には、東側斜面の割れ目で爆発的な噴火が発生した。
・火山観測体制は、1999 年ごろから地震活動の活発化に対応して気象庁及び京都大学防災研究所を中心とした各機関により各種の観測が実施されている。
・噴火記録(抜粋)

1841(天保 12)年 5/23 新岳噴火 8/1 新岳噴火、村落焼亡、死者多数
1914(大正3)年 1/12 火口底陥没 鳴動、地形変化、溶融硫黄噴出
1931(昭和 6)年 3 月から鳴動 4/2 噴火~6月まで爆発繰り返す 負傷者 2 名、土石流
1933(昭和 8)年 12/24~1/11 新岳複数回噴火 七釜集落全焼、死者 8 名、負傷者 27 名、その他牛馬や山林耕地に大被害
1934(昭和 9)年 1/11・1/24 新岳噴火
1945(昭和 20)年 11/3 新岳火口東外壁(割れ目)噴火
1966(昭和 41)年 11/22 新岳噴火 負傷者 3 名
1980(昭和 55)年 9/28 新岳東斜面噴火
2014(平成 26)年 8/4 新岳噴火(34 年ぶり) 噴火警戒レベル1→3
2015(平成 27)年 5/29 新岳爆発的噴火 噴火警戒レベル5 全島に避難指示

【文献・資料】 文献➀ 口永良部島火山地質図 2007(独立行政法人産業技術総合研究所地質調査総合センター)

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