村の風景
概要
湯泊生活館
・1935(昭和12)年 集落活動をリードしていた青年団が集会場(青年クラブ)を建設、これが公民館にあたる最初の施設。
・その後、今の文学碑付近に公民館が建設され、長年に渡って集落活動の拠点になっていた。
・1982(昭和58)年に、ホールや和室、調理施設を備えた現在の湯泊生活館が落成した。
・集落総会や役員会、集落運営と地域行事の拠点施設になっている。
・隣接する広場ともども、集落の様々な催しに利用されている。
共同墓地
・集落の西と東、住宅群に隣接して共同墓地がある。
消防車庫
・消防車が配備されて地区消防団(屋久島町消防団八幡分団湯泊班) の活動拠点になっている。
・1879(明治12)年には大火の記録があり、台風災害も多い地域なので消防団を軸に防火、防災に努めている。
湯泊郵便局
・昭和30年代までは鹿児島との定期船の寄港地でもあり、早い時期に郵便局が開設された。
湯泊港
・湯泊村には享保年代の検地帳で加子(船乗り)屋敷の記載あり、海との縁がしのばれる。
・江戸時代から明治期はカツオ漁が盛んであった。
・その後、昭和30年代までトビウオ漁がおこなわれていた。
・港は1957(昭和32)年に地方港湾の指定を受けて順次整備され、現在に至っている。
【資料】
1 屋久町郷土誌第一巻村落誌上
2 区長他聞き取り