暮らしの施設
概要
・尾之間集落は島内でも宮之浦・安房に次ぐ規模の比較的大きな集落であり、特徴的な公共施設も多く、集落の外せない特性となっているの で紹介しておきたい。
尾之間温泉
・島内で最も評価が高く、生活に根差した 集落の重要な個性を担っている温泉。
・源泉かけ流しの硫黄泉。女湯の底から湯が沸いており、源泉温度は44°C-49°Cと幅があるが基本的に熱い。
・江戸時代後期に編された「三国名勝図絵」にも“神泉”と称されており相当な歴史を持っていると思われる。裏には元禄時代根立とされる温泉神社がある。
・隣の敷地のいわさきホテルにはホテル建設時に掘り当てた温泉があり、屋久島空港前の宿「縄文の宿まんてん」も、湧出していた温泉の枯渇後は尾之間温泉近くの社有地内に自噴していた湯をタンク車で運び利用している。
屋久島温泉
・国民宿舎時代は尾之間温泉から湯を引いていたが、JRホテルの建設時にJRホテル・屋久島町の共同で掘り当て、現在は温度管理の為に一部の湯を循環させて入るがかけ流しに近く、尾之間温泉の陰に隠れた銘泉。
・その設立経緯から島民は割引価格で入浴可能。
尾之間町民すこやかふれあいセンター
・屋根付きゲートボール場があり、天気にあまり左右されない運動場として島内でも最大となっている。
屋久島町総合福祉センター
・こまどり館と併設。 例年4月に「屋久島町ふるさと産業祭り」が町主催で行われ、島内 多様な産業の生産物が展示即売され賑わう。 集落の運動会も荒天時にはここで行われ、平成29年度もそうであ った。
屋久島町役場尾之間支所
明治12年下屋久村戸長役場として誕生、二度場所を変え屋久町役場・屋久島町役場尾之間支所と名も変えながら現在に至り、隣接の中 央公民館には、島内二か所しかない図書室のうち一つが入っている。
尾之間Aコープ
島内3店舗のAコープの内の一店であり、この規模としては島南部唯一のスーパーマーケット。この店なくして島南部の生活は成り立た ないと言って過言ではない。