益救神社例大祭余興大会
概要
原集落のみならず屋久島においても大きな意味を持つと言える益救神社は、現在年間3回の大祭(例大祭・報告大祭・祈年大祭)が行われている。とはいえ大祭そのものは他の神社とさほど変わり無く、しきたり通りの神事が行われるのみなのだが、その後の余興大会( 7月)は特に集落の特色を示す一大イベントとなっている。報告大祭後はグラウンドゴルフ(11月)が執り行われるが(耕地整理記念祭)に記録する。
【平成30年7月25日 益救神社例大祭 余興大会 事次第】
・例大祭は午前中に終わり、直会が実質の昼食。神事に参加するのは集落の役員等を中心として集まるのに対し余興大会集落民広くが参加対象。
・夕方18時30分からの開催。
・参加者分の詰折が用意されてはいるが、公民館には実質集落民全員は収まらない状態で、詰折だけ受け取りに来る人もいる。
・開会あいさつ(区長)
・乾杯(議長)
・その後は第1-9までの各隣保班で出し物を出し合い歌い踊る。
・特に西城秀樹「ヤングマン」を踊る事、大トリとなる第九隣保班の演劇「水戸黄門」は例年完全に恒例化されており単なる余興大会を超えた見応えがある。
・その場を借りて、新入りの挨拶・結婚報告等もあり。
・21時過ぎには万歳三唱で締め、皆で片付け。
・行事を通して皆楽しんでいる事が良く伝わる活気にあふれている。
・五調踊りはこの日に上演されていたと郷土史にはある。
【参考文献】
屋久町郷土誌第二巻p195「ギオンの大祭」と記録されているが実態はかなり違う。