二十三夜
概要
新暦一月七日に披露される、屋久島島内では原集落のみで見られる伝統舞踊。
【場所】
〇益救神社で奉納。その際公民館から行進し入場。
〇公民館から道行き(鐘をならしながら踊る場所へ行くこと)で原港まで行き、鬼火焚きの前で再度披露される。
【詳細】
・五調踊りは、宮人たちの優雅な「壱越調」「平調」「双調」「黄鐘調」「盤渉調」の五調で合わせ、優雅な踊りであったとされる。正しくは「五調子踊り」。
・大正時代に自然消滅、一時は覚える人もわずかとなったのち「ふるさと創生基金」を利用し、指宿の「中川ごちょう踊り」等をモデルに 平成11年復活された。
・元々は益救神社例大祭(旧暦6月15日)の時に奉納され、大変暑かったらしいが、現在は一月七日の鬼火焚きに合わせて奉納されている。
・平成31年1月7日は17人が踊った。
・うち5人が胸に太鼓を装着し、二人が赤い翁面を装着(この二人が鬼神として子供を脅かす役)、一人は女装、太鼓役一人を含む5人の子供が参加した。
・黒と赤を基調とした、鉢巻きを含め薩摩の十字模様が多くみられる。
・衣装を着、特に歌はないが鐘と太鼓をたたきながら踊る。