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船行神社大祭

概要

・船行の氏神様である船行神社の大祭は毎年旧暦1月11日に行われる。
・区長、副区長の役員や集落の住民が10人程度が参拝する。お産の神様として祭られていることから、戦前は島内各村々から参拝する人は多かった。
・船行神社本殿に祭られている3つのご神体は別々の日に例祭を行っており、大祭にて行うのは中央のご神体である。左右のご神体にはそれぞれ旧暦6月20日、8月20日に例祭を行う。

<平成30年船行神社大祭>

(平成30年2月25日)
・大祭の前に神社に集まり、鳥居にかけるための綱打ちが行われた。
・綱打ち後は午後7時に神社に集まり、午後10時まで夜籠り(ヨゴモ リ)が行われた。夜籠りは本来、神社拝殿にて夜が明けるまで籠ることだが、現在では夜明けまで籠ることはない。

(平成30年2月26日)
・集落役員、住民有志、屋久島警察署から船行担当の警察官を含む計19名集まった。船行神社安産祈願後に子供を授かった船行在住の夫婦も赤ちゃんを連れて参列した。
・宮之浦の益救神社宮司を斎主に迎えて、午後3時より神事が執り行われた。
・参列者全員が玉串を奉納し、最後に直会のお神酒を頂き、30分余りで神事を収めた。
・神事後は拝殿内にてご馳走が振舞われ、参列者たちをもてなした。
・参列者は帰宅する際、紅白餅とお供え物を貰ってから帰る。

【参考文献】屋久町郷土誌 第三巻集落誌 下

写真

神社大祭

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益救神社宮司を斎主に迎えて船行神社大祭は行われる。

夜籠り

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夜籠り中の船行神社。

夜籠り

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夜籠りの際は三つのご神体にロウソクを灯す。

夜籠り中の本殿

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神社拝殿にてお酒を飲みながら時間を過ごす。

帰宅前の参拝

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夜籠りから帰る前に拝礼をする。

船行神社の幟

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平成25年の例祭にて作られた幟。

大祭時の鳥居

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鳥居には前日に作られた綱が掛けられている。

出産御礼の幟

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出産御礼の幟もある。

大祭時の拝殿

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大祭神事の準備が整った本殿。

お供え物

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他種多数のお供え物が供えられている。

参拝

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参列者は参拝してから参列する。

神社大祭のようす1

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神事のようす。

神社大祭(祝詞奏上)

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船行神社のための祝詞奏上を行う宮司。

神社大祭(区長玉串拝礼)

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区長が最初に玉串を奉納する。

神社大祭のようす2

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神事のようす。

玉串待ちの列

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参列全員が玉串を奉納するため順番に並ぶ。

ふるまいの様子

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神事後のふるまい。

ふるまいの様子

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神事後のふるまい。

ふるまいの品々

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刺身や盛り、お吸い物などがふるまわれる。

紅白餅

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紅白餅を貰って帰る。

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