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二十三夜

概要

・年二回(旧暦の1月23日と旧暦の9月23日)に行われる。
・昔は新築された家で実施されていたが、今は新築家屋が少なくなったので、公民館で行うようになった。
・神棚を作り、そこには月形、日形をした餅と24個の中形、そして、365個の小形の餅を飾る。
・他に塩、米、里芋、トコウなどを飾り、月の出を待つ。
・0時前後の月の出を待って、代表2名が海岸に行き、集落民の幸せを願う。
・代表2名が公民館に戻ったら、再度神棚にお参りをし、神棚を解体。
・神棚に飾り付けていたお供え物を皆で頂き、解散となる。
・別名「月待地」とも言われる。

<2019年2月27日(旧暦1月23日)の事例>
・午後8時頃より、公民館に住民が集まる。
・0時までは飲んだり、話をしたり、各々に時間を過ごす。
・0時になり、代表2人が月の方角に向かって礼。お神酒をいただく。
・大雨が降っていたので、屋根をあるところで礼。
・雨が降っていなければ、浜へ行って礼をする。
・公民館に戻ってきて、再度神棚にお参り。
・神棚のお供え物を皆で一口ずつ頂く。
・代表の二人はご飯を必ずお代わりする。
・中形、小形のお餅を集まった人全員に分配し、解散。

【資料】
区長他住民聞き取り

写真

椨川二十三夜

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椨川二十三夜

神棚のお供え物

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ダイダイは「代々」、里芋は「子沢山」、トコウは「末広がり」。

神棚のお供え物

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「月」と「日」と二つの神棚。

365個のお持ち

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「月と日」で2つ、12個の「月」、365個の 「日」。

二十三夜光景

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歓談。

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神前に向かって礼。

月待ち

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大雨だったので、屋根のあるところへ。

月の方角に向かって

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月の方角に向かって礼。

公民館にて

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公民館に戻ってきてからの礼。

区長挨拶

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区長の挨拶。

お神酒

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参列者にお神酒を。

代表の夜食

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代表の夜食。

ご飯のお代わり

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験担ぎでご飯は必ずお代わりする。

なますとそうめん

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なますとそうめん。

お餅の分配

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お餅を分配する。

お餅

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お餅。