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長峯神社・他

概要

<長峯神社>
・長峯神社は長峰区唯一の神社である。「峰」ではなく「峯」の漢字 を用いている。
・本殿5坪、拝殿9坪、境内地坪数約500坪。
・創建は小瀬田区から独立した昭和28年の翌年、昭和29年9月23日に創建された。
・昭和32年に本殿・拝殿を新築したが台風によって損傷。昭和50年11月8日に現在の鉄筋コンクリート造に建て替えられた。
・大祭日は9月23日であるが、平成3年から行われている「長峰掘り出し市」の前日に開催することが多い。
・御祭神は益救神社の祭神である天津日高彦火々出見命(あまつひだかひこほほでみのみこと)、息長足比売命(おきながたらしめのみこ と)、勝村大神(かつむらのおおかみ)、勝頼大神(かつよりのおおかみ)、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)である。
・棟礼記に手置帆受大神(たおきほおひのおおかみ)、屋船豊受姫大神(とようけびめおおかみ)、屋船久々能遲大神(くくのちおおか み)、彦狹和大神(ひこさしりおおかみ)

<小瀬田小跡地>
・小瀬田小学校は昭和22年2月に現在の小瀬田公民館にあったが、昭和31年1月に長峰地区に移転された。23年5ヶ月間後の昭和5
4年6月に現在の小瀬田小学校の場所に移転された。小学校跡地は長らく空き地であったが、平成31年5月、屋久島町本庁舎が建てられた。敷地内に小瀬田小跡地石碑がある。

<女ゴ崎(おなごさき)>
・空港滑走路の東端の海岸にある。
・昔、恋人同士の二人が事情があって心中を決意し飛び降りしたが、女のみ死亡、男は助かった。それで女ゴ崎というようになった。一説 には、本土より愛人を探しにきた女性が、島内くまなく廻ったが見つけ出せず、路銀も使い果たしてしまった。悄然とさまよううちに一段 高くなって本土がよくみえるところから海に飛び込んだので女ゴ崎と いうようになったともいわれる。

<大人の足>
・空港滑走路の東端の海岸にある。
・昔、大男が屋久島と種子島をまたいで渡ったときの踵の跡といわれる。種子島の島間の海岸に足の裏の先の部分の跡が残っていると言わ れている。

【参考文献】
1上屋久町長峰区郷土史 あしあと/上屋久町長峰区
2区長他、住民の聞き取り

写真

長峯神社全景1

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長峯神社の鳥居と拝殿。

長峯神社外観1

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長峯神社の拝殿。

長峯神社外観2

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長峯神社の本殿は拝殿の奥にある。

長峯神社全景2

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県道沿いにある長峯神社。

長峯神社大祭

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長峯神社大祭のようす。

小瀬田小跡地1

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小瀬田小学校跡地石碑。

小瀬田小跡地2

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小瀬田小学校跡地に建つ屋久島町本庁舎。

女ゴ崎

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空港東端の先にある女ゴ崎の全景。

大人の足遠景

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中央の窪んだ箇所が大人の足。

大人の足

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大人の足全景。