m_i002002001.jpg

長峯神社大祭

概要

・長峯神社大祭は創建の昭和29年9月23日より、毎年9月23日 に行われている神社大祭である。平成3年からは神事後の日に「長峰 掘り出し市」が開催されている。
・昔は神事の後、各班毎に練習してきた踊りや劇などの演芸を催し た。子供から年寄りまで長峰区民総出で盛大であり、奉納相撲をした こともあったが現在は神事と直会のみである。
・長峯神社の御祭神は益救神社の祭神である天津日高彦火々出見命 (あまつひだかひこほほでみのみこと)、息長足比売命(おきながた らしめのみこと)、勝村大神(かつむらのおおかみ)、勝頼大神(か つよりのおおかみ)、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)である。
・神事次第は通常の安全祈願神事と同様の内容(修祓、降神、献饌、 祝詞奏上、清祓、玉串奉奠、撤饌、昇神)である。
・大祭は益救神社の宮司が行い、氏子や役員が参列する。

<長峯神社大祭準備(縄作り)>(令和元年9月16日実施)
・午後5時30分、長峰公民館に青年団が集まる。
・刈り取っておいたカヤを水に浸してから叩く。
・カヤのけばを取り、長さを揃えて10本づつの束を作る。
・中心部は太く、端は細くなるように長さ3m弱の縄を綯っていく。
・中心部は10本束を50束集めて太い束(500本分)を作り、そ れを3本使って綯った
・一本の綱になったら、はみ出た部分をハサミで切って形を整える。
・神社の入り口に付け終え、午後8時、解散となった。

<長峯神社大祭>(令和元年9月22日実施)
・午前6時、参列者が集まり、神事が始まる。
・献饌の際は、拝殿側と本殿側に役員が分かれて、手渡しで行われ た
・降神から清祓までは宮司は本殿前で行われた。
・午後6時45分、式次第が終了した後、長峰区長が参列者に挨拶を行った。
・挨拶後は直会が行われた。

【参考文献】
1上屋久町長峰区郷土史 あしあと/上屋久町長峰区
2区長他、住民の聞き取り

写真

長峯神社大祭

m_i002002001.jpg

長峯神社大祭のようす。

カヤを叩く

m_i002002002.jpg

カヤを水に浸して叩く。

カヤ束作り

m_i002002003.jpg

カヤを10本束に整えていく。

カヤ束

m_i002002004.jpg

中心部用の束。

縄を綯う

m_i002002005.jpg

捩じりながら縄を綯う。

完成した綱

m_i002002006.jpg

3メートル程の長さの綱が完成。

綱の取り付け

m_i002002007.jpg

神社入口に綱を取り付ける。

お供え物

m_i002002008.jpg

神社大祭用のお供え物。

神事のようす

m_i002002009.jpg

長峯神社大祭神事(清め祓い)。

献饌

m_i002002010.jpg

長峯神社大祭神事(献饌)。

神事全景

m_i002002011.jpg

長峯神社大祭神事(全景)。

祭主拝礼

m_i002002012.jpg

長峯神社大祭神事(祭主拝礼)。

参列者拝礼

m_i002002013.jpg

長峯神社大祭神事(参列者拝礼)。

直会

m_i002002014.jpg

長峯神社大祭(直会)。