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観光名所、旧跡など

概要

猿川ガジュマル
・西端に近い県道上の国有林内にあり、力強い野生の姿が観光客に人気がある。
・照葉樹林の中で気根を発達させ、樹冠は1 , 5 0 0m²にも及ぶといわれている。

焼酎川
・上流に焼酎をつくった場所があり、焼酎川と呼ばれている。
・「焼酎川」という珍しい名のバス停が関心を集め、観光バスの説明箇所になっている。
・焼酎川バス停の川は実際は琴川で、本来の焼酎川は500m東で県道を横切っている。
・上流に焼酎密造場所があったことから呼ばれるようになったといわれている。
・バス停を移設したときにきに停留所名を変えなかったので、違う名称が定着したらしい。

オテミズの滝
・琴川(現焼酎川)は海岸段丘の崖を滝となって落ちている。
・付近はまったくの自然林で、中国映画で無人島という設定のロケ地になったこともある。

平野神社
・開拓集落である平野地区に神社はなかったが、昭和50年代末に住民から声が上がり、1993(平成5)年に建立された新しい氏神様である。

平野権現(樋之口権現)
・モイヨ岳614m中腹273m付近の岩屋にある小祠で屋久島各地にある一品法寿大権現(神道名:彦火火出見尊―益救神社などの祭神)を祀っていると思われる。
・平野区の岳参りの対象になっている。

山の神(民有林内の祠)
・明治期に払下げを受けて宮崎から移住し、開墾した佐藤源吉氏個人が建立した。
・大正時代に鹿児島市に転出した佐藤氏の後を受けて、局家が祀っている。

平野様
・来歴はまったく定かではない。
・1892(明治25)年、祖父と父(当時13歳)で喜界島から移住してきた末野芳文氏によれば当時から石塔があり、以来末野家が祀っている。

【文献・資料】
屋久町郷土誌第二巻村落誌中
屋久島、もっと知りたい~人と暮らし編~ 下野敏見
区長他聞き取り

写真

猿川ガジュマル1

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猿川ガジュマル⓵自然林を広範囲に覆っている

猿川ガジュマル2

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猿川ガジュマル2気根を発達させたたくましい姿魅力

猿川ガジュマル観光客

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猿川ガジュマルの迫力ある姿が観光客の人気

オテミズの滝1

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オテミズの滝⓵海岸段丘を落ちる

オテミズの滝2

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オテミズの滝2海岸林の中にある

平野神社大祭外景

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平野神社大祭には区民が集う

平野神社本殿

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平野神社本殿益救神社の祭神を祀っている

平野神社大祭参拝

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平野神社大祭にはそろって参拝する

平野権現祠

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平野権現様の小祠

平野権現岩屋

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平野権現様のあるモイヨ岳中腹の岩屋に登りついた岳参り一行

山の神

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山の神は明治時代に開墾地に祀られた

山の神の森

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山の神は時代を超えて受け継がれる森にある

平野様⓵

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平野様⓵は開拓の頃にすでに石塔があったという

平野様2

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平野様2は与論からの開拓者の子孫が今も祀っている

焼酎川バス停1

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焼酎川バス停1興味深い名前のバス停は観光の説明ポイ ントになっている

焼酎川バス停2

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焼酎川バス停2誰もが名前の由来を想像する